光ファイバの特徴
光ファイバの特徴
光ファイバは金属製電線と異なり、電磁誘導によるノイズの影響を受けにくく、
モーターやバルブ類が設置されている工場内での配線や工作機械、事務用機械などの内部信号系配線に適しています。
また 電磁波を放射することがないので、他の電気信号系配線に影響を与えません。
光ファイバは信号の減衰が小さいので、長距離配線が可能になります。
光ファイバは伝送容量が大きく、軽量なので、装置の軽量化に寄与します。
PLC用光ファイバ は ガラス部の径が太いので折れにくく、取り扱いが容易です。
光ファイバの分類
光ファイバは用途により、主に次の4種類に分類することができます
光の伝わり方
・自動制御用途では 取扱易さから コア径の比較的大きい光ファイバが採用されています。
・大口径 Step Index マルチモードファイバ と同様な寸法の光ファイバで、コアに微量元素を添加して高速 高帯域 にしたものがあります。
( 当社 大口径石英ファイバ など )
光ファイバの端面処理について
・クリーバによる加工は加工時間が短いことと軽量小型の装置で良いという点で優れています。
・大口径石英ファイバとHPCFは、ワンタッチ鏡面切断→コネクタ接続が現地でも容易に行えます。
弾性保持フェルールの組付けとクリーパによるファイバ切断の様子
光ファイバの保持方法
フェルールに光ファイバを固定する方法には、次の種類があります。
・当社の大口径石英ファイバ と HPCFには、長年の使用実績を誇る繰り返し使用可能な弾性保持フェルールが用意されています。
( 上図の下側 )